写真ギャラリーに釉薬のカテゴリーを追加しました

この茶碗の魅力を伝える写真ギャラリーに曜変天目の写真ギャラリーのカテゴリーに「釉薬」を追加しました。
今までの「形状」「模様」「光彩」に加え「釉薬」の写真を加えることによって、より、茶碗の様子がわかるようになります。

天目茶碗は鉄分を多く含んだ「天目釉」を使用しており、焼成時の呈色反応により黒釉となります。
黒の釉薬は当時の喫茶法により、流行したと言われております。
中国の宋の時代のお茶(抹茶)は白いほど高級とされ、茶葉や茶の入れ方、白く泡立てるよう、目指していました。
その白いお茶が映える茶碗として黒釉の茶碗が流行ったと言われております。

この曜変天目、毫変盞かもしれない茶碗もそのように使われていたと思うとまた違った見え方がしてきます。
茶を入れ、それを飲み、飲み干した後に、光にかざして見える黒釉と模様の美しさはさぞ幸福な時間であったでしょう。

ギャラリーはこちら>「曜変天目の写真

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